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シアタートラム「乱歩の恋文」、明日千秋楽 [てがみ座「乱歩の恋文」]
シアタートラム・ネクストジェネレーションVOL.4で上演中の「乱歩の恋文」、
いよいよ明日が千秋楽となってしまいました。
これまでずっと稽古してきた日々、
一緒に舞台を創るスタッフ・俳優陣の絆、信頼感、
支えてくださった方々。
そして、公演を観に来てくださった方々。
たくさんの方への感謝が込み上げてきます。
これに応えるにはただひとつ、最後の最後まで、前へ。上へ。
創り続けること。
終りたくない、けれど、明日で最後。
精一杯、最後まで、いこう!
明日、千秋楽!
いよいよ明日が千秋楽となってしまいました。
これまでずっと稽古してきた日々、
一緒に舞台を創るスタッフ・俳優陣の絆、信頼感、
支えてくださった方々。
そして、公演を観に来てくださった方々。
たくさんの方への感謝が込み上げてきます。
これに応えるにはただひとつ、最後の最後まで、前へ。上へ。
創り続けること。
終りたくない、けれど、明日で最後。
精一杯、最後まで、いこう!
明日、千秋楽!
「言霊」を宿す身体-山の手事情社・身体の景色 [日々雑感]
アサヒアートスクエアに山の手事情社「道成寺」を観に行く途中、
吾妻橋でカモメと目が合う。
コンニチハ。

山の手事情社「道成寺」、本当に素敵でした。
五感全部で観る、感じる、芝居。
岡野暢さんが主催される『身体の景色』http://web.me.com/kyoko.kogi/07/Top.html
の公演を拝見したときに感じたこと、
同じこと再び呼び覚まし、瞬きを忘れて観ていました。
「身体の景色」は近しく拝見させていただく機会があって、
その際にさまざま考えたことがあるのです。
強度ある身体を受け止めるには、強度ある言葉が必要だと。
身体が、強靱にダイナミックになっていくと
日常レベルの言葉は、とてもその身体を受け止めきれない。
あまりに脆くも崩れ去ってしまう。
岡野暢さんはテクストにギリシャ悲劇を用いていた。
そして今日の『道場寺』の元となるテクストは、
もちろん歌舞伎や舞踊でお馴染みの道成寺、そして今昔物語集などからのもの。
強靱な身体に呼応する、古典、その言葉。
神話的な世界に通じる言葉。
こうした、強い身体と言葉とが絡み合って呼応しあう舞台を観ていると
「言霊」という力は、確かに存在するのだ、とそんなことにまで思いを馳せてしまう。
逆を返せば、
言霊は、もしかしたら強靱な身体が厳然と在る、
そこからでしか、発せられないものなのかもしれません。
なんてことを考えながら。
歩いた吾妻橋。
またもやたくさん目が合いましたよ。
吾妻橋でカモメと目が合う。
コンニチハ。

山の手事情社「道成寺」、本当に素敵でした。
五感全部で観る、感じる、芝居。
岡野暢さんが主催される『身体の景色』http://web.me.com/kyoko.kogi/07/Top.html
の公演を拝見したときに感じたこと、
同じこと再び呼び覚まし、瞬きを忘れて観ていました。
「身体の景色」は近しく拝見させていただく機会があって、
その際にさまざま考えたことがあるのです。
強度ある身体を受け止めるには、強度ある言葉が必要だと。
身体が、強靱にダイナミックになっていくと
日常レベルの言葉は、とてもその身体を受け止めきれない。
あまりに脆くも崩れ去ってしまう。
岡野暢さんはテクストにギリシャ悲劇を用いていた。
そして今日の『道場寺』の元となるテクストは、
もちろん歌舞伎や舞踊でお馴染みの道成寺、そして今昔物語集などからのもの。
強靱な身体に呼応する、古典、その言葉。
神話的な世界に通じる言葉。
こうした、強い身体と言葉とが絡み合って呼応しあう舞台を観ていると
「言霊」という力は、確かに存在するのだ、とそんなことにまで思いを馳せてしまう。
逆を返せば、
言霊は、もしかしたら強靱な身体が厳然と在る、
そこからでしか、発せられないものなのかもしれません。
なんてことを考えながら。
歩いた吾妻橋。
またもやたくさん目が合いましたよ。
ヒリヒリする心 [日々雑感]
急に、キンキンと空気が冷えてきたね。
この冬は倒れないように、インフルエンザの予防接種を受けないと。
もう、大丈夫。心身ともに、前に進み出しました。
もうね、「乱歩の恋文」の稽古が始まっているのです。
12月になったのだものね~…びっくりするほど、一年て早いね。
最近は、なぜだかとても焦ってしまうような心地で、
きっと自分が、もっと精進しないと……って思いを抱えているからなんです。
がむしゃらに修行したい、という時期が、今。
もちろんシナリオや稽古場やその他の仕事もあるから、時間の遣り繰りは課題ですが
それでも、今、ヒリヒリするような思いを、ここに抱えてる。
「乱歩の恋文」の稽古場で過ごしていて、
毎日演劇の渦の中にいるからかもしれない。
稽古場は、1年ぶりに再会して、みんな同じ地点になんかいない、
それぞれに、それぞれの道を前に進んで、そうして再会しているから
前よりもずっとずっと刺激的なんです。
私自身も、ずっとずっと考えていて……
簡単に言うと
今、私に書ける作品はなんだろう、ということを。
どんな演劇が、戯曲が、今自分に産み出せるのかということを。
今のところは答えのでない問いだけれど、
でもそうして演劇について考えている時間こそ、
かけがえのない時なのかもしれません。
戯曲を書いて上演して……、でもそれで何かが固まってしまう、決めつけられてしまう訳ではない。
だから、おそれずに、その時々の課題や命題に立ち向かう、精一杯のものを創る。
そうやって前に向かおうって思っているんだけどね。
先日、新聞記者の方と話をしていて。
その方は3.11の渦中、最も現場に近いところで取材をなさっていた方。
福島にもずっと詰めていて、東京に戻ってらしたところで、会う機会があったの。
話を聞いて、愕然としました。
表に見えている情報の、少なさを。
あまりにも自分が、無知だということを。
混沌の中で、言葉にされずに消えていった無数の事々を。
感情に流されるだけじゃ前に進めない。
理知的に、客観的に、次なる歩を踏み出さないといけない。
それは分かってはいるけれども
やはり私は、どうしても感情が揺れてしまう。
心で受け止めてしまう。
詳しいお話はここには書かないけれど、
ただひたすらに、ひたすらに思ったことは……
ひとりのひとが、あたりまえに生きていくこと。その大切さ。
人間の、最も素朴な心を、守りたいということ。
書いてしまうと、あまりに簡単なことになってしまうんだけれど
そんなことを……、気がつくと心で繰り返してた。
なにができるんだろう。今、私に。
なにができるんだろう。これからの、私に。
答えは出ないんです。
だけど、
せめて、大切なことだけは見失わないようにして、
一歩、踏み出してみるしかないよね。
進んでみなくちゃ、どこにも辿り着けないんだから。
ふあーーーー
しばらくは、ヒリヒリする心を抱えて、稽古場に通いそう。
稽古場、とても好きなんです。演劇が生まれる現場。
「乱歩の恋文」座組、かけがえのない時間。
この冬は倒れないように、インフルエンザの予防接種を受けないと。
もう、大丈夫。心身ともに、前に進み出しました。
もうね、「乱歩の恋文」の稽古が始まっているのです。
12月になったのだものね~…びっくりするほど、一年て早いね。
最近は、なぜだかとても焦ってしまうような心地で、
きっと自分が、もっと精進しないと……って思いを抱えているからなんです。
がむしゃらに修行したい、という時期が、今。
もちろんシナリオや稽古場やその他の仕事もあるから、時間の遣り繰りは課題ですが
それでも、今、ヒリヒリするような思いを、ここに抱えてる。
「乱歩の恋文」の稽古場で過ごしていて、
毎日演劇の渦の中にいるからかもしれない。
稽古場は、1年ぶりに再会して、みんな同じ地点になんかいない、
それぞれに、それぞれの道を前に進んで、そうして再会しているから
前よりもずっとずっと刺激的なんです。
私自身も、ずっとずっと考えていて……
簡単に言うと
今、私に書ける作品はなんだろう、ということを。
どんな演劇が、戯曲が、今自分に産み出せるのかということを。
今のところは答えのでない問いだけれど、
でもそうして演劇について考えている時間こそ、
かけがえのない時なのかもしれません。
戯曲を書いて上演して……、でもそれで何かが固まってしまう、決めつけられてしまう訳ではない。
だから、おそれずに、その時々の課題や命題に立ち向かう、精一杯のものを創る。
そうやって前に向かおうって思っているんだけどね。
先日、新聞記者の方と話をしていて。
その方は3.11の渦中、最も現場に近いところで取材をなさっていた方。
福島にもずっと詰めていて、東京に戻ってらしたところで、会う機会があったの。
話を聞いて、愕然としました。
表に見えている情報の、少なさを。
あまりにも自分が、無知だということを。
混沌の中で、言葉にされずに消えていった無数の事々を。
感情に流されるだけじゃ前に進めない。
理知的に、客観的に、次なる歩を踏み出さないといけない。
それは分かってはいるけれども
やはり私は、どうしても感情が揺れてしまう。
心で受け止めてしまう。
詳しいお話はここには書かないけれど、
ただひたすらに、ひたすらに思ったことは……
ひとりのひとが、あたりまえに生きていくこと。その大切さ。
人間の、最も素朴な心を、守りたいということ。
書いてしまうと、あまりに簡単なことになってしまうんだけれど
そんなことを……、気がつくと心で繰り返してた。
なにができるんだろう。今、私に。
なにができるんだろう。これからの、私に。
答えは出ないんです。
だけど、
せめて、大切なことだけは見失わないようにして、
一歩、踏み出してみるしかないよね。
進んでみなくちゃ、どこにも辿り着けないんだから。
ふあーーーー
しばらくは、ヒリヒリする心を抱えて、稽古場に通いそう。
稽古場、とても好きなんです。演劇が生まれる現場。
「乱歩の恋文」座組、かけがえのない時間。
来てくれて、ありがとう。またいつかね。 [Life]
前回の記事から、身の回りの方々に、本当にたくさんの温かい言葉をいただいて。
久しぶりに連絡をくださった方もたくさんいて。
本当にありがとう。とても嬉しかったです。
けれど、今回は残念ながら
赤ちゃんは流産となってしまいました。
心拍が確認できで、母子手帳をもらったけれど、
そのあとに、順調に育っていくことができなかったのです。
妊娠9週目での稽留流産で、
明日、大学病院に入院して、手術を受けます。
初期の流産は、赤ちゃんとなっていく細胞の、もともとの異常で
15~20%くらいの確立で起こること、と病院では説明を受けました。
先週その可能性を示唆されて、今週、診断が確定して。
最初に可能性を言われた時は、夜には涙が止まらなくて
眠れなくて、夜の中で、ただ目を開けていたけれど
数日経つうちに、ゆっくりと、ゆっくりと
あるがままを、きちんと受け止めようと思うようになりました。
悲しいけれど、
でも、この体験がなければよかった、とは
決して決して思わない。
私の人生の中で、本当に大切な時間でした。
自分のこの身体の中に、新しく別の生命が宿っているということ。
自分を取り巻くすべてのものや、日々の見え方が
大きく変わっていきました。
それから、私のパートナーやお互いの両親といった――「家族」。
家族の絆を、改めて感じていくような日々でした。
かけがえのないこと、大切なことを、
たくさんたくさん教えてくれました。
最初に心拍を確認したときの
モノクロの中で、力強く瞬いていた光。
あの光を、忘れることは、きっと一生ないと思います。
今は……、
赤ちゃんになることはできなかったけれど、
きっとまたいつか、会えると、信じています。
今はただね、来てくれてありがとう、そんな想いでいっぱいです。
明日からの入院は、また少し泣いてしまうかもしれないけど
でもきっと、このことが、いつか新しいはじまりとなる。
今回、赤ちゃんが教えてくれた、
たくさんのことを抱きしめて……
またいつか、会える日を待とうと思います。
心配してくださった方々、本当にありがとうね。
いちばん辛い夜に、いただいたメッセージのおかげで、
どんなに心強かったことか。
傍にいてくれて、いつもありがとう。
だいじょうぶ。
しばらく、時間に身を任せて……
また、元気になるね。
久しぶりに連絡をくださった方もたくさんいて。
本当にありがとう。とても嬉しかったです。
けれど、今回は残念ながら
赤ちゃんは流産となってしまいました。
心拍が確認できで、母子手帳をもらったけれど、
そのあとに、順調に育っていくことができなかったのです。
妊娠9週目での稽留流産で、
明日、大学病院に入院して、手術を受けます。
初期の流産は、赤ちゃんとなっていく細胞の、もともとの異常で
15~20%くらいの確立で起こること、と病院では説明を受けました。
先週その可能性を示唆されて、今週、診断が確定して。
最初に可能性を言われた時は、夜には涙が止まらなくて
眠れなくて、夜の中で、ただ目を開けていたけれど
数日経つうちに、ゆっくりと、ゆっくりと
あるがままを、きちんと受け止めようと思うようになりました。
悲しいけれど、
でも、この体験がなければよかった、とは
決して決して思わない。
私の人生の中で、本当に大切な時間でした。
自分のこの身体の中に、新しく別の生命が宿っているということ。
自分を取り巻くすべてのものや、日々の見え方が
大きく変わっていきました。
それから、私のパートナーやお互いの両親といった――「家族」。
家族の絆を、改めて感じていくような日々でした。
かけがえのないこと、大切なことを、
たくさんたくさん教えてくれました。
最初に心拍を確認したときの
モノクロの中で、力強く瞬いていた光。
あの光を、忘れることは、きっと一生ないと思います。
今は……、
赤ちゃんになることはできなかったけれど、
きっとまたいつか、会えると、信じています。
今はただね、来てくれてありがとう、そんな想いでいっぱいです。
明日からの入院は、また少し泣いてしまうかもしれないけど
でもきっと、このことが、いつか新しいはじまりとなる。
今回、赤ちゃんが教えてくれた、
たくさんのことを抱きしめて……
またいつか、会える日を待とうと思います。
心配してくださった方々、本当にありがとうね。
いちばん辛い夜に、いただいたメッセージのおかげで、
どんなに心強かったことか。
傍にいてくれて、いつもありがとう。
だいじょうぶ。
しばらく、時間に身を任せて……
また、元気になるね。
新しい命を授かりました [Life]
こんにちは。
今日は私のすごくすごく個人的なことを・・・。
赤ちゃんを授かりました。
昨日、心拍が確認できて、母子手帳をもらいました。
いま7週目~8週目といったところです。
昨日の夜、Twitterで先に呟きました。
お祝いのメッセージ、本当にたくさんありがとうございます!!
とっても嬉しかったです。
個人的にいろいろ事情があって
私は、赤ちゃんを産むことはできないだろうなぁと前から思っていて
もしも本当にそれを望むなら、
大変な難関をいくつもクリアしないとならないだろうなぁと覚悟していたので、
そこに踏み出すことなく、自然な形で
今、新しい命の芽生えをこの身体に授かっただけで、
なんというか、ただもう、ありがとう・・・って感謝の思いでいっぱいです。
妊娠が分かったときには、最初はただもう呆然としてしまって、
呆然としたなかで思い浮かんだのが、劇団のことでした。
劇団もいま、本当に大切な時期を迎えているのです。
来年が、これまでとは違うステージに一歩踏み出す時なのです。
来年1月にシアタートラムで「乱歩の恋文」を上演した後は、
春から夏にかけて、どこかで小さい公演をやりたいなと漠然と思っていたの。
その次には11月下旬から12月頭で、吉祥寺シアターが決まっているので、
そうやって、大きな劇場へと進む挑戦で、来年が過ぎていくだろうって思っていました。
そのほかにも、来年10月に外注の公演を1本依頼を受けているのと、
上演日がまだ未定の依頼公演の本を2本持っているので、
それも間に進めながら・・・、なんて大まかな予定を持っていました。
だけど、赤ちゃんが生まれてくる予定が、来年の6月あたりというお話なので、
来年の春から夏にかけては、公演を打つことは難しいかなと思いました。
1月から11月まで、てがみ座としては随分間が空いてしまうのは、
大事な時期だけに、なんだかとても心配でした。
でも、一人じゃないって、なんて心強いことか。
てがみ座が劇団員を抱え始めたのは、今年2011年に入ってからのことだけれど、
劇団員のみんなにそっと話してみたところ、
とっても喜んでくれたの。
そのことがすごくすごく嬉しくて、心から安心しました。
ああ、きっとなんとかなるだろうなぁって!
てがみ座は、私が一人だった頃から比べると、こんなにたくさんの人が傍にいてくれる。
目に見える範囲、手が届く範囲だけじゃなくて、
劇場にも、旗揚げの頃よりもずっと多くのお客さまが来てくださるようになっている。
公演を待っていてくださって、てがみ座そのものを応援してくださっている人も居る。
そういう、たくさんの方々にも…、支えられているんだなぁって心から思いました。
きっと分かっていただけるだろう、時期が少し開いても、
公演を待っていていただけるだろうって思いました。
傲慢かもしれないけれど・・・
でも、劇場で顔を合わせる、顔見知りのお客さま、そうでないけれど笑顔のお客さま、
そんな方々のお顔を思い浮かべたら、
じっくり、いいものを創っていけば、きっとお応えできるはず。そんな風に思えました。
それに、劇団員のみんなも、その間はじっとしてたりなんかしない。
きっとそれぞれがスキルアップを目指して、外部公演に出たり、新しい仕事をしたりと
全員が見ている目線は逸らさずに、11月の公演に向かうはず。そう思えました。
私自身も、女性劇作家の中のひとりとして、この女性にだけ与えられた経験を経て
もしかしたらまた書くものが変わっていくのかもしれない。
これまでは見えなかったことが、見えるようになるのかもしれない。
これまで辿り着けなかった考え方に、到達できるようになるかもしれない。
そんなことを考えると、その日がとても楽しみにもなりました。
そもそも、この赤ちゃんは、きっと
9月に上演した『空のハモニカ』を書いたから、授かったのだろう・・・って思えているの。
母と娘の受け継がれる物語を、真剣に書いたから。
私の中でも、そういう機が訪れたんだろうって。
あの作品を書かなかったら、こういうことにはなっていなかっただろうって、
勝手に、真剣にそう信じているんだ。
だから、来年という時を選んで、今、ここにやってきてくれたことは、
本当に大きな意味のあることなんだろうなって思えるんです。
12月からは、トラムの「乱歩の恋文」の稽古も本格的に開始となるし、
稽古場が最強の胎教の場になるんじゃないかしら?なんてことも思ったり。
すごく温かくて、かつ刺激的なメンバーに囲まれているので
私のわくわくが、きっとダイレクトに伝わるはず!
心配なことや大変なことは、これからたくさん起こるだろうけど、
いつもよりもぐっと、ゆっくりゆっくり過ごしながら、
これからの日々を楽しんで、ハッピーに過ごしていこうと思っています。
女性が一生を演劇や創造の現場の第一線で生きていきたいと思うとき、
妊娠・出産・子育てとどうやって両立していくのか、
これから自分なりのやり方を見つけていかないとならないね。
ママになった経験を持つ女性演劇人の皆さま、劇団主宰者の皆さま、
こんどいろいろお話聞かせてくださいね!!
そして。
てがみ座のみんな、ご関係の皆さま、それからお客さま・・・
これからも、どうぞよろしくお願いします!
まずはお腹の赤ちゃんが、無事に、健やかに、大きくなりますように…!
今日は私のすごくすごく個人的なことを・・・。
赤ちゃんを授かりました。
昨日、心拍が確認できて、母子手帳をもらいました。
いま7週目~8週目といったところです。
昨日の夜、Twitterで先に呟きました。
お祝いのメッセージ、本当にたくさんありがとうございます!!
とっても嬉しかったです。
個人的にいろいろ事情があって
私は、赤ちゃんを産むことはできないだろうなぁと前から思っていて
もしも本当にそれを望むなら、
大変な難関をいくつもクリアしないとならないだろうなぁと覚悟していたので、
そこに踏み出すことなく、自然な形で
今、新しい命の芽生えをこの身体に授かっただけで、
なんというか、ただもう、ありがとう・・・って感謝の思いでいっぱいです。
妊娠が分かったときには、最初はただもう呆然としてしまって、
呆然としたなかで思い浮かんだのが、劇団のことでした。
劇団もいま、本当に大切な時期を迎えているのです。
来年が、これまでとは違うステージに一歩踏み出す時なのです。
来年1月にシアタートラムで「乱歩の恋文」を上演した後は、
春から夏にかけて、どこかで小さい公演をやりたいなと漠然と思っていたの。
その次には11月下旬から12月頭で、吉祥寺シアターが決まっているので、
そうやって、大きな劇場へと進む挑戦で、来年が過ぎていくだろうって思っていました。
そのほかにも、来年10月に外注の公演を1本依頼を受けているのと、
上演日がまだ未定の依頼公演の本を2本持っているので、
それも間に進めながら・・・、なんて大まかな予定を持っていました。
だけど、赤ちゃんが生まれてくる予定が、来年の6月あたりというお話なので、
来年の春から夏にかけては、公演を打つことは難しいかなと思いました。
1月から11月まで、てがみ座としては随分間が空いてしまうのは、
大事な時期だけに、なんだかとても心配でした。
でも、一人じゃないって、なんて心強いことか。
てがみ座が劇団員を抱え始めたのは、今年2011年に入ってからのことだけれど、
劇団員のみんなにそっと話してみたところ、
とっても喜んでくれたの。
そのことがすごくすごく嬉しくて、心から安心しました。
ああ、きっとなんとかなるだろうなぁって!
てがみ座は、私が一人だった頃から比べると、こんなにたくさんの人が傍にいてくれる。
目に見える範囲、手が届く範囲だけじゃなくて、
劇場にも、旗揚げの頃よりもずっと多くのお客さまが来てくださるようになっている。
公演を待っていてくださって、てがみ座そのものを応援してくださっている人も居る。
そういう、たくさんの方々にも…、支えられているんだなぁって心から思いました。
きっと分かっていただけるだろう、時期が少し開いても、
公演を待っていていただけるだろうって思いました。
傲慢かもしれないけれど・・・
でも、劇場で顔を合わせる、顔見知りのお客さま、そうでないけれど笑顔のお客さま、
そんな方々のお顔を思い浮かべたら、
じっくり、いいものを創っていけば、きっとお応えできるはず。そんな風に思えました。
それに、劇団員のみんなも、その間はじっとしてたりなんかしない。
きっとそれぞれがスキルアップを目指して、外部公演に出たり、新しい仕事をしたりと
全員が見ている目線は逸らさずに、11月の公演に向かうはず。そう思えました。
私自身も、女性劇作家の中のひとりとして、この女性にだけ与えられた経験を経て
もしかしたらまた書くものが変わっていくのかもしれない。
これまでは見えなかったことが、見えるようになるのかもしれない。
これまで辿り着けなかった考え方に、到達できるようになるかもしれない。
そんなことを考えると、その日がとても楽しみにもなりました。
そもそも、この赤ちゃんは、きっと
9月に上演した『空のハモニカ』を書いたから、授かったのだろう・・・って思えているの。
母と娘の受け継がれる物語を、真剣に書いたから。
私の中でも、そういう機が訪れたんだろうって。
あの作品を書かなかったら、こういうことにはなっていなかっただろうって、
勝手に、真剣にそう信じているんだ。
だから、来年という時を選んで、今、ここにやってきてくれたことは、
本当に大きな意味のあることなんだろうなって思えるんです。
12月からは、トラムの「乱歩の恋文」の稽古も本格的に開始となるし、
稽古場が最強の胎教の場になるんじゃないかしら?なんてことも思ったり。
すごく温かくて、かつ刺激的なメンバーに囲まれているので
私のわくわくが、きっとダイレクトに伝わるはず!
心配なことや大変なことは、これからたくさん起こるだろうけど、
いつもよりもぐっと、ゆっくりゆっくり過ごしながら、
これからの日々を楽しんで、ハッピーに過ごしていこうと思っています。
女性が一生を演劇や創造の現場の第一線で生きていきたいと思うとき、
妊娠・出産・子育てとどうやって両立していくのか、
これから自分なりのやり方を見つけていかないとならないね。
ママになった経験を持つ女性演劇人の皆さま、劇団主宰者の皆さま、
こんどいろいろお話聞かせてくださいね!!
そして。
てがみ座のみんな、ご関係の皆さま、それからお客さま・・・
これからも、どうぞよろしくお願いします!
まずはお腹の赤ちゃんが、無事に、健やかに、大きくなりますように…!
巻き尻尾萌え&NHK『祝女シーズン3』今夜から! [祝女]
お久しぶりです!
今日は久しぶりに早めに帰宅していたのでテレビをつけたら
逸見政孝さんのおうちにいた、ヤンチャビくんというダルメシアンのお話に号泣…
すっごい泣いた…。
逸見政孝さん亡きあとに、妻 晴恵さんを支え続けたヤンチャビくん。
晴恵さんに寄り添うようにして天国に行ったワンコです。
ほんと、ワンコのお話には、弱いんだ。
近くに実家があるんですけど、実家では豆柴を飼っていて(蒼太〈そうた〉っていいます)
蒼太に会うために帰ったりします。
うちの蒼太は、もうほんっとうにダメなワンコで、散歩が怖くて仕方がないみたい。
ほんの30Mくらい進んで、家が見えなくなる曲がり角を曲がると、
もう帰りたくて仕方がなくなっちゃうみたいなの。
足がぶるぶる震えちゃって。内股になっちゃって。
豆柴なんかは品種改良をされてきているから、生粋の犬種より
ずっとずっと弱い子になってしまっているのだろうね。
いや、もともとの性格かもしれないけれど……
弱虫な豆柴ワンコで、大人しく抱っこされちゃうの。
そこがまた可愛いんだけど切なさもあって。
蒼太は自然界では生きていけないんだろうなぁって。
先代は、生粋の柴犬だったので、また全然違うワンコでした。
誇り高くて、抱っこなんてもってのほか。散歩が大好きで、番犬のプライドもあって。
その子は、15年も生きて、もう老衰で
家人がちょうど外出しなくてはいけなくて、誰もいなくなったときに
もう命の火が尽きようとしていて、
それでも私の母が帰宅するまで、ずっと待っていたの。
母が帰宅して、「ああ、帰ってきたね。おかえり」と見届けて、息を引き取ったんだ。
今も私、若い柴犬のきゅっと巻かれた尻尾の、
溌剌と色が白いのを見ると、きゅんとしてしまいます。
お年寄りになると、巻きシッポがダランと落ちてきてしまうからね。
若い柴犬のお尻&巻きシッポ萌えをしてるのは、私ぐらいだろうなぁ。
さて、
前回公演からもう1ヶ月が経とうとしています。
早いね。早すぎます。
改めまして、私のブログ上で、「空のハモニカ」御礼をお伝えするのが遅くなってしまって、
ほんとうに申し訳ありません。
支えてくださって、ありがとうございました!
撮影/伊藤雅章 コラージュ製作/福田温子
ちょうどね、福田温子からコラージュが届いたばかりなので、ご掲載!
てがみ座の稽古場ブログにも写真を掲載しているのでご覧くださいね!
http://sorahamo.sblo.jp/
今はもう、次の公演の準備が既に始まっています。
こちらはまた詳細は近々お伝えするとして……
今夜は、もうひとつ特別な夜。
初めてテレビのシナリオチームに加わることになって
7月からずっと書いていました。
本当にたくさんの経験をさせていただいています。
この番組は、「オンナに生まれたアタシを祝う」というコンセプトの
女性が主人公の笑えるショートストーリー集!
NHK『祝女 シーズン3』http://www.nhk.or.jp/shukujo/
今夜が初回です!!ご帰宅の方は、テレビをつけてくださいね。
23:30~24:00。
私も自分のシナリオをテレビで観るのがはじめてで、
どきどきしています~…。
毎週土曜日、どうぞご覧くださいね!
今日は久しぶりに早めに帰宅していたのでテレビをつけたら
逸見政孝さんのおうちにいた、ヤンチャビくんというダルメシアンのお話に号泣…
すっごい泣いた…。
逸見政孝さん亡きあとに、妻 晴恵さんを支え続けたヤンチャビくん。
晴恵さんに寄り添うようにして天国に行ったワンコです。
ほんと、ワンコのお話には、弱いんだ。
近くに実家があるんですけど、実家では豆柴を飼っていて(蒼太〈そうた〉っていいます)
蒼太に会うために帰ったりします。
うちの蒼太は、もうほんっとうにダメなワンコで、散歩が怖くて仕方がないみたい。
ほんの30Mくらい進んで、家が見えなくなる曲がり角を曲がると、
もう帰りたくて仕方がなくなっちゃうみたいなの。
足がぶるぶる震えちゃって。内股になっちゃって。
豆柴なんかは品種改良をされてきているから、生粋の犬種より
ずっとずっと弱い子になってしまっているのだろうね。
いや、もともとの性格かもしれないけれど……
弱虫な豆柴ワンコで、大人しく抱っこされちゃうの。
そこがまた可愛いんだけど切なさもあって。
蒼太は自然界では生きていけないんだろうなぁって。
先代は、生粋の柴犬だったので、また全然違うワンコでした。
誇り高くて、抱っこなんてもってのほか。散歩が大好きで、番犬のプライドもあって。
その子は、15年も生きて、もう老衰で
家人がちょうど外出しなくてはいけなくて、誰もいなくなったときに
もう命の火が尽きようとしていて、
それでも私の母が帰宅するまで、ずっと待っていたの。
母が帰宅して、「ああ、帰ってきたね。おかえり」と見届けて、息を引き取ったんだ。
今も私、若い柴犬のきゅっと巻かれた尻尾の、
溌剌と色が白いのを見ると、きゅんとしてしまいます。
お年寄りになると、巻きシッポがダランと落ちてきてしまうからね。
若い柴犬のお尻&巻きシッポ萌えをしてるのは、私ぐらいだろうなぁ。
さて、
前回公演からもう1ヶ月が経とうとしています。
早いね。早すぎます。
改めまして、私のブログ上で、「空のハモニカ」御礼をお伝えするのが遅くなってしまって、
ほんとうに申し訳ありません。
支えてくださって、ありがとうございました!

ちょうどね、福田温子からコラージュが届いたばかりなので、ご掲載!
てがみ座の稽古場ブログにも写真を掲載しているのでご覧くださいね!
http://sorahamo.sblo.jp/
今はもう、次の公演の準備が既に始まっています。
こちらはまた詳細は近々お伝えするとして……
今夜は、もうひとつ特別な夜。
初めてテレビのシナリオチームに加わることになって
7月からずっと書いていました。
本当にたくさんの経験をさせていただいています。
この番組は、「オンナに生まれたアタシを祝う」というコンセプトの
女性が主人公の笑えるショートストーリー集!
NHK『祝女 シーズン3』http://www.nhk.or.jp/shukujo/
今夜が初回です!!ご帰宅の方は、テレビをつけてくださいね。
23:30~24:00。
私も自分のシナリオをテレビで観るのがはじめてで、
どきどきしています~…。
毎週土曜日、どうぞご覧くださいね!
真夏の子供みたいに。 [てがみ座「空のハモニカ」]
両腕が真っ赤になってヒリヒリする。油断したなぁ、もう9月だと思って。
いつも脚本を書き終わった後は、
小道具をつくったりなんだりしているのだけれど
今回は美術をお手伝い。舞台美術研究工房 六尺堂に通って、
舞台美術の杉山至さんのお手伝いを。
今日はずっと外で色塗り。
真夏の子供みたいに創ることに無心になって、すっかり日焼け…
めちゃくちゃインドアな生活しているので
日焼けするのなんて、学生の頃以来。
もともと、太陽に弱いからね、ヒリヒリ痛い。熱いよう。。。
けど、いいの。
創ることに無心になれる、なんて贅沢な時間。
本番がはじまったら、この時間は終わってしまう。
本番を迎えたいけれど、この時間も失いたくない。
進化していく現場を見続けていたい。
そんな日々。
「空のハモニカ」、まもなく本番を迎えます!
毎日、どきどきするような想いで創ってる。
演劇って、マンパワーの結集で、
そりゃもう1回ごとが二度とない奇跡のようなものだけれど
その奇跡は、必ず必然で、
そんなマンパワーの結晶となるような舞台を目指しています。
脚本×演出×役者×スタッフワーク。
それぞれのクリエイティブを発揮しあって。これでもか、と。
お互いがもっとも信頼できる仲間で、それでいてライバルでもあって、刺激しあえる。
そんな創作現場になっています。
今年から、尾﨑宇内・福田温子という二人の劇団員が増え、
4月の公演は、宇内くんは既にKAKUTAさんに出演が決まっていたため
てがみ座には出演をしなかったので
今回が、実質的に劇団員揃っての公演と感じているの。
それに、今公演からは新しく制作にめぐっちも加入して。
旗揚げ公演からこれまでは、ソロユニットの実感だったのに
いまは劇団員も制作もいる。全員の手で創ってる。
通し稽古にはスタッフ全員が揃ってくれて……話し合って……
まるで「劇団」としての第一歩を刻むような公演。
てがみ座のウリはきっとこのマンパワーにもあるのだと思う。
少々、泥臭いのです。そこがとても気に入っています。
この泥臭さは、いつまでも失いたくないなぁ。
泥んこ遊びに夢中になる子供みたいに。
初日は完売秒読みです。
初日ご観劇予定の方は、どうぞお早めに!
全員の力で、ぎゅぎゅっと創っていますよ。
観にいらしてください!
明日も六尺堂、そして通し稽古へ!
いちにち、いちにち、大事にしよう。
いつも脚本を書き終わった後は、
小道具をつくったりなんだりしているのだけれど
今回は美術をお手伝い。舞台美術研究工房 六尺堂に通って、
舞台美術の杉山至さんのお手伝いを。
今日はずっと外で色塗り。
真夏の子供みたいに創ることに無心になって、すっかり日焼け…
めちゃくちゃインドアな生活しているので
日焼けするのなんて、学生の頃以来。
もともと、太陽に弱いからね、ヒリヒリ痛い。熱いよう。。。
けど、いいの。
創ることに無心になれる、なんて贅沢な時間。
本番がはじまったら、この時間は終わってしまう。
本番を迎えたいけれど、この時間も失いたくない。
進化していく現場を見続けていたい。
そんな日々。
「空のハモニカ」、まもなく本番を迎えます!
毎日、どきどきするような想いで創ってる。
演劇って、マンパワーの結集で、
そりゃもう1回ごとが二度とない奇跡のようなものだけれど
その奇跡は、必ず必然で、
そんなマンパワーの結晶となるような舞台を目指しています。
脚本×演出×役者×スタッフワーク。
それぞれのクリエイティブを発揮しあって。これでもか、と。
お互いがもっとも信頼できる仲間で、それでいてライバルでもあって、刺激しあえる。
そんな創作現場になっています。
今年から、尾﨑宇内・福田温子という二人の劇団員が増え、
4月の公演は、宇内くんは既にKAKUTAさんに出演が決まっていたため
てがみ座には出演をしなかったので
今回が、実質的に劇団員揃っての公演と感じているの。
それに、今公演からは新しく制作にめぐっちも加入して。
旗揚げ公演からこれまでは、ソロユニットの実感だったのに
いまは劇団員も制作もいる。全員の手で創ってる。
通し稽古にはスタッフ全員が揃ってくれて……話し合って……
まるで「劇団」としての第一歩を刻むような公演。
てがみ座のウリはきっとこのマンパワーにもあるのだと思う。
少々、泥臭いのです。そこがとても気に入っています。
この泥臭さは、いつまでも失いたくないなぁ。
泥んこ遊びに夢中になる子供みたいに。
初日は完売秒読みです。
初日ご観劇予定の方は、どうぞお早めに!
全員の力で、ぎゅぎゅっと創っていますよ。
観にいらしてください!
明日も六尺堂、そして通し稽古へ!
いちにち、いちにち、大事にしよう。
テルの世界へ [てがみ座「空のハモニカ」]
今日は夜から通し稽古!
これまでの直しや改訂を踏まえて、新たな原稿を作り直す午前中……。
稽古場で、演出を加えながら、なんども繰り返して。
よぶんなものを削ぎ落し、言葉をなくすことでより広く膨らむところを探し、
耳を澄ませながら磨いていく。
それはまるで
珠玉を磨いていくようで。
書き上がってから稽古をしていく過程で
またどんどんと、テルと対話をしていく心地です。
話したいことがたくさんある。
今は上演前だから、ここには書けないけれど。
既成の、つくられた「みすゞ像」から、どんどん、どんどん遠ざかって自由になって、
……テルが裸足ですたすたと歩いてく。
詩のことばに、現実の光景や体験が重なって、
昇華されたことばの底の、日記のような生の声が聞こえてる。
映画のフィルムよりも鮮やかに、詩の世界と共に現実の景色が見える。

青海島の王子山から見下ろした仙崎。
仙崎湾と深川湾、ふたつの海がぶつかる場所、
このぽっかりと尽きだした、幅約800メートル、縦約1キロの小さな町が
テルの原風景。
王子山で、スケッチブックを広げて、へたくそだけど町の景色を写していた。
「(前略)
王子山から町見れば、
わたしは町が好きになる。
干鰮のにおいもここへは来ない、
わかい芽立ちの香がするばかり。」
……ここから見たら、好きになる。
そうか……、
そう書いてるんだ……。
スケッチしながら
これまでは、さらりと読んでいた詩の奥に、
ぐっと、もうひとつの世界が拡がってくのを感じてた。
てがみ座が描き出す金子みすゞの物語。テルの世界へ。
そこに潜っていくために。
さあ、稽古場へ入ってきます!
演劇ユニットてがみ座「空のハモニカ」 【予約フォーム】http://ticket.corich.jp/apply/28873/002/
これまでの直しや改訂を踏まえて、新たな原稿を作り直す午前中……。
稽古場で、演出を加えながら、なんども繰り返して。
よぶんなものを削ぎ落し、言葉をなくすことでより広く膨らむところを探し、
耳を澄ませながら磨いていく。
それはまるで
珠玉を磨いていくようで。
書き上がってから稽古をしていく過程で
またどんどんと、テルと対話をしていく心地です。
話したいことがたくさんある。
今は上演前だから、ここには書けないけれど。
既成の、つくられた「みすゞ像」から、どんどん、どんどん遠ざかって自由になって、
……テルが裸足ですたすたと歩いてく。
詩のことばに、現実の光景や体験が重なって、
昇華されたことばの底の、日記のような生の声が聞こえてる。
映画のフィルムよりも鮮やかに、詩の世界と共に現実の景色が見える。

青海島の王子山から見下ろした仙崎。
仙崎湾と深川湾、ふたつの海がぶつかる場所、
このぽっかりと尽きだした、幅約800メートル、縦約1キロの小さな町が
テルの原風景。
王子山で、スケッチブックを広げて、へたくそだけど町の景色を写していた。
「(前略)
王子山から町見れば、
わたしは町が好きになる。
干鰮のにおいもここへは来ない、
わかい芽立ちの香がするばかり。」
……ここから見たら、好きになる。
そうか……、
そう書いてるんだ……。
スケッチしながら
これまでは、さらりと読んでいた詩の奥に、
ぐっと、もうひとつの世界が拡がってくのを感じてた。
てがみ座が描き出す金子みすゞの物語。テルの世界へ。
そこに潜っていくために。
さあ、稽古場へ入ってきます!
演劇ユニットてがみ座「空のハモニカ」 【予約フォーム】http://ticket.corich.jp/apply/28873/002/
稽古は進む、深く。深く。 [てがみ座「空のハモニカ」]
てがみ座「空のハモニカ」、連日稽古、真っ最中でございます。
脚本は、ええと、先週……18日あたりかな?無事に全シーン改訂も書き上がり、
今度は凝縮させていけるよう、稽古を見つめています。
今回の戯曲は、とにかく人間に寄り添いました。
愛したし、哀しんだし、孤独を感じたし、ぬくもりを感じたし、
闇を、光を感じたし、空を、海を感じた。死を、生を、精一杯に感じた。
目を閉じて、澄んだ音を聞いたり、
船影を待って、海の銀色の辺りに目を凝らしたりした。
演出の扇田さんは魔法使いだ。
どんどん命が吹き込まれていく。
役者陣がみるみる変化を遂げていく。
ほんとに戯曲は根底の地面となるもので、どこまでいっても、地面でしかない。
もちろん豊穣な地面となるように、面白い地形になるように、様々工夫は凝らすけれど。
その上で物語に命を吹き込んでくれるのは、演出家であり役者陣。
それぞれが、それぞれの分野で、
頭から爪の先まで「創造」の渦に思いっきりぶっこんでる。
そして、美術は杉山至さん。プランもほぼ決まって!
こちらはもう、言うまでもなく、です。。。
小屋入りまであと、17日。
時間との戦いをしつつ、一瞬ごとに成長しつつ。
いま、まさに、作品が生まれている最中。。。
目が離せないのです。稽古場にずっとずっと居たい。
どうぞ、お楽しみに!

今回はとりわけ、キャパシティが少ない空間での公演になります。
どうかご予約はお早めに!あとで変更もできますので、ね。
演劇ユニットてがみ座「空のハモニカ」 【予約フォーム】http://ticket.corich.jp/apply/28873/002/
さあ、明日もがんばろうね。明日は金曜日!
早いなぁ…8月。
やわらかい心で、でも、たゆまずに。
脚本は、ええと、先週……18日あたりかな?無事に全シーン改訂も書き上がり、
今度は凝縮させていけるよう、稽古を見つめています。
今回の戯曲は、とにかく人間に寄り添いました。
愛したし、哀しんだし、孤独を感じたし、ぬくもりを感じたし、
闇を、光を感じたし、空を、海を感じた。死を、生を、精一杯に感じた。
目を閉じて、澄んだ音を聞いたり、
船影を待って、海の銀色の辺りに目を凝らしたりした。
演出の扇田さんは魔法使いだ。
どんどん命が吹き込まれていく。
役者陣がみるみる変化を遂げていく。
ほんとに戯曲は根底の地面となるもので、どこまでいっても、地面でしかない。
もちろん豊穣な地面となるように、面白い地形になるように、様々工夫は凝らすけれど。
その上で物語に命を吹き込んでくれるのは、演出家であり役者陣。
それぞれが、それぞれの分野で、
頭から爪の先まで「創造」の渦に思いっきりぶっこんでる。
そして、美術は杉山至さん。プランもほぼ決まって!
こちらはもう、言うまでもなく、です。。。
小屋入りまであと、17日。
時間との戦いをしつつ、一瞬ごとに成長しつつ。
いま、まさに、作品が生まれている最中。。。
目が離せないのです。稽古場にずっとずっと居たい。
どうぞ、お楽しみに!

今回はとりわけ、キャパシティが少ない空間での公演になります。
どうかご予約はお早めに!あとで変更もできますので、ね。
演劇ユニットてがみ座「空のハモニカ」 【予約フォーム】http://ticket.corich.jp/apply/28873/002/
さあ、明日もがんばろうね。明日は金曜日!
早いなぁ…8月。
やわらかい心で、でも、たゆまずに。
空はどこまでも広く深く [てがみ座「空のハモニカ」]
今日、てがみ座「空のハモニカ―わたしがみすゞだった頃のこと―」、
本編第1稿が最終地点まで書き上げられました。
「本編」と言っているのは、もうひとつ別な軸が存在していて、
そっちがまだ書き上がっていないから。だからまだ正式には脱稿していないんだけれど。
それでもここまできました。この最後の地点まで。
第1稿といっても、ここに出すまでにたくさんの原稿を書いて破棄して繰り返しているので
書きっぱなしっていうわけではないのだけれど、
それにしても、ずっと、ずっとずっと書いていました。
本当に、精魂を注ぎ込んで。
だからこそ、辿り着ける場所があると信じているのですが。
稽古場では途中までの台本でどんどん稽古が進行していて、
書き上がったばかりの最後までの原稿を持って、嵐の中を稽古場へ。
数日間稽古場を空けただけなのに、
全員が見違えていて、台詞も既に入っていて、
新しい顔がどんどん出てきてる。
新しい関係性がどんどん生まれている。
いやぁ……私も本気だが、みんなもすごい。全員本気だ。
扇田さんの演出、といいますか、
作品を創る筋道や手法も、すごく素敵だと思う。あざやかに。
役者の魅力がぐいぐい出てくる。稽古なのに目が離せない。
帰り道、渋谷の駅で、握手。
まだ脱稿していないけれど。
作家と演出家、それから俳優。スタッフの皆さん。
それぞれ専門の、自分の道がある。
お互いがお互いの道で精進して、全員の力を結集させよう。
いい作品を創ろう……って。讃え合うような気持ち。
今夜、ゆっくり眠って、明日からまたまだ書いていないシーンに向かいます。
でも、小さな一区切りの夜なのだ。
今回の作品は、たくさんの空を見ながら書いています。
ほんとうの空ではなくて、心の中の空を。
深く澄んだ空を。
取材の帰りに飛行機の中から見た夕陽。

空はどこまでも広く、深いのでした。
本編第1稿が最終地点まで書き上げられました。
「本編」と言っているのは、もうひとつ別な軸が存在していて、
そっちがまだ書き上がっていないから。だからまだ正式には脱稿していないんだけれど。
それでもここまできました。この最後の地点まで。
第1稿といっても、ここに出すまでにたくさんの原稿を書いて破棄して繰り返しているので
書きっぱなしっていうわけではないのだけれど、
それにしても、ずっと、ずっとずっと書いていました。
本当に、精魂を注ぎ込んで。
だからこそ、辿り着ける場所があると信じているのですが。
稽古場では途中までの台本でどんどん稽古が進行していて、
書き上がったばかりの最後までの原稿を持って、嵐の中を稽古場へ。
数日間稽古場を空けただけなのに、
全員が見違えていて、台詞も既に入っていて、
新しい顔がどんどん出てきてる。
新しい関係性がどんどん生まれている。
いやぁ……私も本気だが、みんなもすごい。全員本気だ。
扇田さんの演出、といいますか、
作品を創る筋道や手法も、すごく素敵だと思う。あざやかに。
役者の魅力がぐいぐい出てくる。稽古なのに目が離せない。
帰り道、渋谷の駅で、握手。
まだ脱稿していないけれど。
作家と演出家、それから俳優。スタッフの皆さん。
それぞれ専門の、自分の道がある。
お互いがお互いの道で精進して、全員の力を結集させよう。
いい作品を創ろう……って。讃え合うような気持ち。
今夜、ゆっくり眠って、明日からまたまだ書いていないシーンに向かいます。
でも、小さな一区切りの夜なのだ。
今回の作品は、たくさんの空を見ながら書いています。
ほんとうの空ではなくて、心の中の空を。
深く澄んだ空を。
取材の帰りに飛行機の中から見た夕陽。

空はどこまでも広く、深いのでした。
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