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夜明けの海の写真と、新しい年へ [日々雑感]

朝、一通のメール。旅の絵葉書ならぬ写真付きメールが。
ずっと共に作品を創っている演出の扇田拓也さんから。仙崎の夜明けの海。

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扇田さんと女優の石村みかさんは、ここ数日、下関から仙崎へとまわる旅をしていたの。
2013年夏、てがみ座では初めての京都・東京 二都市公演『空のハモニカ』ツアーがあるんだ。7月第一週は、京都芸術センター。8月第一週は東京の座・高円寺1。
『空のハモニカ』は金子みすゞを主人公とした物語。
テルが“みすゞ”という名を棄てて生きた最後の数年間を描いています。
扇田さんとみかさんは、この夏の作品創りのために、いま、みすゞが生きた景色を心の中に収めに。二月には、みかさんに赤ちゃんが生まれるので、その前に。
生まれ来る新しいいのちと共に、みすゞが見つめた景色をめぐる。

写真をいただいて、私もあの海を思い出します。
清々しい気持ちで。また新しい朝を迎えるように。

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします!

すっかりブログが滞っております・・・
『青のはて』から1ヶ月。その間に年が明け、随分長い時間が経ったような気がします。
『青のはて』千秋楽の翌日あたりから、もう次の作品ミュージカル『by the sea』執筆に向かい合っていたため、本当にもうなんていうか、12月の記憶がほぼないような。
どうやって立ち向かったのやら。
無事にクリスマス過ぎた頃には『by the sea』の脚本と作詞の初稿が上がり、年を越して、上演稿まで至りました。2012年、ずっと走り続けていた気がします。
2012年は多分、これまでで一番忙しい年でした。てがみ座としても私個人としても。
だって、シアタートラム ネクストジェネレーションvol.4にて『乱歩の恋文』を上演したのが去年の1月下旬。(まだ1年経ってないなんて!)
そこから新作執筆4本。文学座のリーディング企画に書き下ろした『落下する鳥』。
まじんプロジェクトさんへの脚本提供『くれない坂の猫』。
てがみ座 新作『青のはて―銀河鉄道前奏曲―』。
そして、このミュージカルの脚本『by the sea―波のかなたへウラの歌―』。
一本を書くためにもたくさんの人との出会いがありました。
それから、お客さまが観に来てくださるだけで、次を書く力が生まれてきていました。
本当に。ひとつずつの笑顔とか戴く言葉とかをガソリンにしてPCに向かったような。
支えてくださって、本当にありがとうございます!
……やっとお伝え出来て良かった。

それから、てがみ座HPの方でも発表しましたが、尾崎宇内くんが劇団を退団しました。
劇団活動に縛られず、自由に様々な挑戦を重ねたいという彼の想い。
彼が大きく大きく羽ばたけるように背中を押したいし応援していきたいです。
劇団にいようがいまいが、この現代の演劇界にいることに変わりはないから。

ああ、でも、演劇を辞めたい……といつか誰かが言って、
その人が演劇界に絶対必要と思う方で精一杯に抗ったり説得したりしても、
私は最後にはその人のその背中を押すだろうな。
この先、生きていく未来を心のかぎり祝福するだろうな。
ということはもはや、この同じ時代に居合わせて生きて、出会えたことだけで
その奇蹟に感謝するような想いなんだろうな。
一瞬一瞬を。大事に。

なんて、……大丈夫かな私、新年早々なにを老成したようなことを。
逆に新年だからいいかな。ウン。

多分旗揚げ公演から4年目に差し掛かり、少し劇団の捉え方が変わり始めたのかな。
意識が広くなってきたというか。
劇団は、それぞれの作品を創るための創作チームとして基盤となるものだけれど
意識の座標は、劇団という垣根は溶けて、現代の日本の演劇界そのものにある。
それぞれの劇団がそれぞれの作品を創りながら、共に走っている感覚。
ひとつの有機物のような。それを俯瞰しているような思い。
もちろんまだまだ未熟で、この眼差しだって多分まだひどく頼りないものだけれど
きっともっと成長できたら、いつか日本という垣根さえも溶けて世界規模の視野を持てるようになるのかもしれないね。

有機物と言ったって、その分子がいきいきと元気じゃないと。
だから今年もがんばっていきましょう。私も。てがみ座も。
新作の劇場も時期もまだ決まっていないのです。早く決めたいね。
(ずっと原稿に向かい合ってた余波がこういうところにね、波及するのだよ~)
てがみ座はいつでもお手伝い人材募集中ですから、HPからどしどしコンタクトを!☆

さあ。今年もはじまる。どうぞよろしくお願いします!

今日はこれからミュージカルの稽古に行くよ。

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台本を製本してくださったのだ。

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公益社団法人日本劇団協議会
「平成24年度 次世代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
日本の演劇人を育てるプロジェクト 劇作家部門

てがみ座×イッツフォーリーズ

ミュージカル『by the sea―波のかなたへウラの歌―』

作・脚本・作詞   長田育恵(てがみ座)
演出 坂口阿紀
作曲 吉田さとる

出演 福田温子・箱田暁史(てがみ座)
    大場泰正・鈴木亜希子(文学座)
    中村シユン

    井上一馬・米谷美穂・大塚庸介・金村瞳・池田和・
    中山圭・横山雄平・石川裕梨・吉村健洋(以上フォーリーズ)


ウラの歌、「ウラ」とは、浦であり占であり、心。古来万葉集では、意識の内奧にある言葉に現わせない部分を現すために「心」と書いて「ウラ」という読みを当てました。小さな湾を背景に、希望によく似たちいさな予言と心を編み込んで、ウラの物語を書きました。

日本劇団協議会の公式情報ページ
http://www.gekidankyo.or.jp/performance/2012/2012_000004.html

フォーリーズの公式情報ページ
http://www.allstaff.co.jp/ticket1.html

【チケットのお申し込み】
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=32067

なんだか、近日中にチケットプレゼントも行われるみたいですよ(よく分かっておらずごめんなさい)
稽古場ブログというのがあって
http://bythesea2013.blogspot.jp/
制作の方がそこに情報を書き込んでおられましたー!

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今年もまた、劇場でたくさんお会いできますように!
劇場以外の場所にも広がっていけますように!

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