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2016年、ありがとうございました [日々雑感]

久しぶりのブログです。2016年もまもなく終わりますね。
本年も沢山の皆さまに、私自身、そして「てがみ座」を支えていただきました。
本当にありがとうございました!

2016年は、私にとって、自分の地面を確認しながら更に大きく踏み出していく、
そんな一年でした。
舞台の新作は三本。

てがみ座 3月『対岸の永遠』では、シアター風姿花伝のプロミシング・カンパニーに選出され、1ヶ月間のロングラン公演をいたしました。

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同じく、てがみ座 11月『燦々』は、座・高円寺での上演のほか、出石の永楽館にて、永楽館バージョンでも上演しました。

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そして劇団民藝さんに書き下ろしました12月 三越劇場『SOETSUー韓(から)くにの白き太陽ー』。
5月には、演出を担当される丹野郁弓さん、制作の金本和明さんと初めての韓国取材へ。

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今年執筆した三作品は、私にとって、大きな意味のある作品となりました。
挑戦したからこそ感じられる痛みも喜び。
ささやかでも確かに掴み取ったもの。
仰ぎ見た遙かな頂き。
今の私の現在地を知り、新たな目標も生まれました。

なによりも、今年感じたことは、
これまで以上に、私自身が外の世界と繋がりはじめたということです。
劇場でお会いするお客様、
そして上演活動で関わりを持たせていただく地域や劇場、
その向こうにある土地や社会……、
繋がりあい、感じ取る中で、
私に出来ることがあるのではないか。
演劇の力で豊かに出来ることがあるのではないかと感じられた一年でした。

これからどんな作品を生み出していけるか。

一作毎に新鮮な挑戦を重ねながら、力を尽くせるように。


2016年、ご観劇くださいました皆さま、支えてくださった皆さま、
本当にありがとうございました!

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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「汽水域」執筆中! [日々雑感]

てがみ座 第10回公演「汽水域
いよいよ特設サイトも公開となりました!

こちらは、取材のために行ってきたフィリピン。ボホール島から続く小さな島、パングラオ島。

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おそろしく澄んだ海、澄んだ空!

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朝日が昇ってくるのを、
雲の形が変わっていくのを、小さな舟の上から眺めていました。

***

今は毎日ガシガシと机に向かっております。
一日が、あっという間に過ぎて言ってしまう。
行かないでほしい、時間……!

こうなってくるとあまり机の前から離れられないので、
今いちばん楽しいことと言ったら、料理……かな。
気分転換に結構料理をしています。
少し多めに作って、翌日も食べられるような感じで。
何日か保存がきくものを作っています。
ぶりの照り焼き、きんぴら、小松菜とちくわのごま和え、白和え……などなど。
明日は海老とズッキーニと卵で韓国料理のジョンを作ります。

千里の道も一歩から、
なんてPC画面を前に呟きつつ、少しずつでも前に進むのです。
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夜明けの海の写真と、新しい年へ [日々雑感]

朝、一通のメール。旅の絵葉書ならぬ写真付きメールが。
ずっと共に作品を創っている演出の扇田拓也さんから。仙崎の夜明けの海。

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扇田さんと女優の石村みかさんは、ここ数日、下関から仙崎へとまわる旅をしていたの。
2013年夏、てがみ座では初めての京都・東京 二都市公演『空のハモニカ』ツアーがあるんだ。7月第一週は、京都芸術センター。8月第一週は東京の座・高円寺1。
『空のハモニカ』は金子みすゞを主人公とした物語。
テルが“みすゞ”という名を棄てて生きた最後の数年間を描いています。
扇田さんとみかさんは、この夏の作品創りのために、いま、みすゞが生きた景色を心の中に収めに。二月には、みかさんに赤ちゃんが生まれるので、その前に。
生まれ来る新しいいのちと共に、みすゞが見つめた景色をめぐる。

写真をいただいて、私もあの海を思い出します。
清々しい気持ちで。また新しい朝を迎えるように。

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします!

すっかりブログが滞っております・・・
『青のはて』から1ヶ月。その間に年が明け、随分長い時間が経ったような気がします。
『青のはて』千秋楽の翌日あたりから、もう次の作品ミュージカル『by the sea』執筆に向かい合っていたため、本当にもうなんていうか、12月の記憶がほぼないような。
どうやって立ち向かったのやら。
無事にクリスマス過ぎた頃には『by the sea』の脚本と作詞の初稿が上がり、年を越して、上演稿まで至りました。2012年、ずっと走り続けていた気がします。
2012年は多分、これまでで一番忙しい年でした。てがみ座としても私個人としても。
だって、シアタートラム ネクストジェネレーションvol.4にて『乱歩の恋文』を上演したのが去年の1月下旬。(まだ1年経ってないなんて!)
そこから新作執筆4本。文学座のリーディング企画に書き下ろした『落下する鳥』。
まじんプロジェクトさんへの脚本提供『くれない坂の猫』。
てがみ座 新作『青のはて―銀河鉄道前奏曲―』。
そして、このミュージカルの脚本『by the sea―波のかなたへウラの歌―』。
一本を書くためにもたくさんの人との出会いがありました。
それから、お客さまが観に来てくださるだけで、次を書く力が生まれてきていました。
本当に。ひとつずつの笑顔とか戴く言葉とかをガソリンにしてPCに向かったような。
支えてくださって、本当にありがとうございます!
……やっとお伝え出来て良かった。

それから、てがみ座HPの方でも発表しましたが、尾崎宇内くんが劇団を退団しました。
劇団活動に縛られず、自由に様々な挑戦を重ねたいという彼の想い。
彼が大きく大きく羽ばたけるように背中を押したいし応援していきたいです。
劇団にいようがいまいが、この現代の演劇界にいることに変わりはないから。

ああ、でも、演劇を辞めたい……といつか誰かが言って、
その人が演劇界に絶対必要と思う方で精一杯に抗ったり説得したりしても、
私は最後にはその人のその背中を押すだろうな。
この先、生きていく未来を心のかぎり祝福するだろうな。
ということはもはや、この同じ時代に居合わせて生きて、出会えたことだけで
その奇蹟に感謝するような想いなんだろうな。
一瞬一瞬を。大事に。

なんて、……大丈夫かな私、新年早々なにを老成したようなことを。
逆に新年だからいいかな。ウン。

多分旗揚げ公演から4年目に差し掛かり、少し劇団の捉え方が変わり始めたのかな。
意識が広くなってきたというか。
劇団は、それぞれの作品を創るための創作チームとして基盤となるものだけれど
意識の座標は、劇団という垣根は溶けて、現代の日本の演劇界そのものにある。
それぞれの劇団がそれぞれの作品を創りながら、共に走っている感覚。
ひとつの有機物のような。それを俯瞰しているような思い。
もちろんまだまだ未熟で、この眼差しだって多分まだひどく頼りないものだけれど
きっともっと成長できたら、いつか日本という垣根さえも溶けて世界規模の視野を持てるようになるのかもしれないね。

有機物と言ったって、その分子がいきいきと元気じゃないと。
だから今年もがんばっていきましょう。私も。てがみ座も。
新作の劇場も時期もまだ決まっていないのです。早く決めたいね。
(ずっと原稿に向かい合ってた余波がこういうところにね、波及するのだよ~)
てがみ座はいつでもお手伝い人材募集中ですから、HPからどしどしコンタクトを!☆

さあ。今年もはじまる。どうぞよろしくお願いします!

今日はこれからミュージカルの稽古に行くよ。

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台本を製本してくださったのだ。

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公益社団法人日本劇団協議会
「平成24年度 次世代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
日本の演劇人を育てるプロジェクト 劇作家部門

てがみ座×イッツフォーリーズ

ミュージカル『by the sea―波のかなたへウラの歌―』

作・脚本・作詞   長田育恵(てがみ座)
演出 坂口阿紀
作曲 吉田さとる

出演 福田温子・箱田暁史(てがみ座)
    大場泰正・鈴木亜希子(文学座)
    中村シユン

    井上一馬・米谷美穂・大塚庸介・金村瞳・池田和・
    中山圭・横山雄平・石川裕梨・吉村健洋(以上フォーリーズ)


ウラの歌、「ウラ」とは、浦であり占であり、心。古来万葉集では、意識の内奧にある言葉に現わせない部分を現すために「心」と書いて「ウラ」という読みを当てました。小さな湾を背景に、希望によく似たちいさな予言と心を編み込んで、ウラの物語を書きました。

日本劇団協議会の公式情報ページ
http://www.gekidankyo.or.jp/performance/2012/2012_000004.html

フォーリーズの公式情報ページ
http://www.allstaff.co.jp/ticket1.html

【チケットのお申し込み】
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=32067

なんだか、近日中にチケットプレゼントも行われるみたいですよ(よく分かっておらずごめんなさい)
稽古場ブログというのがあって
http://bythesea2013.blogspot.jp/
制作の方がそこに情報を書き込んでおられましたー!

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今年もまた、劇場でたくさんお会いできますように!
劇場以外の場所にも広がっていけますように!

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書く前のお散歩 [日々雑感]

こんにちはー。お久しぶりの更新です。もっと更新したいのだけれども。けれどもよう……!

毎日どうにかこうにかやっております。
最近はアフタートークに出演したり座談会があったり雑誌執筆の機会が増えたりと
多くの人に触れる機会が増えてきたのですが
毎日のベースは、というと、先月・今月はもうカンヅメ月間でございます。

今年は外部依頼を含めて新作ラッシュで、10月末日までに三本の新作を執筆するという
出来るのか出来ないのか、わからないけど、とにかくやらなくては……なスケジュール。
いまその三連戦のうちのまだ一本目を書いております。
……ってここに書いただけでも
「間に合うの?!どうなの?!」と心の声がバクバク……。
いやいや、くじけちゃいけないよ。
その三本の新作舞台の合間に、映像ものだの企画ものだのをちらちら取り組んでおります。
私がなぁ、もっと馬力のある船だったらなぁ。
多少の揺れや視界の悪さや波の高さをものともせずに、ぐんぐん、ぐんぐん進んでいくのにな。
ほんと、一枚板の下は海、みたいな気持ちで、えっちらおっちら漕いでます。

最近は書く前にぐるりと散歩に出かけます。
特に行く先を決めないで、メモ帳とペンと鍵だけ持って。
歩いていると、ふっと登場人物達の台詞のやり取りが始まる瞬間があるので
そこに耳を澄ませて書き留めます。

でも、なんせ方向音痴なもので、あんまり知らない方向に行き過ぎちゃうと
帰ってこられるのだろうか、なんて別な心配が生まれちゃうのですよー。
なにを馬鹿な、なんですけど。
歩いたことのない方向へ歩き出してみる。
予想もせずに、知っている場所と繋がったりする。そんな瞬間にハッとしたりして。
こういう気持ち、方向感覚に優れた人には分からないだろうなあ。

今日は、新幹線の陸橋の近くに、
線路をくぐれる小さな小さなアーケードを発見して潜ってみたのでした。
トンネルを潜るのはいつもちょっと怖い。
向こう側には、初めての道。
行き止まりの路地があって小さい子供が縄跳びをしていた。
よく似たおばあさんが三人寄り集まって、路肩に小さなヒマワリを植えていた。
ふいにフェンスで覆われた巨大な空き地が広がって……
フェンスの向こうの草むらから、地面から、蝉の鳴き声が聞こえてきた。

東京の片隅。
夏のような強い西日に照らされながら、知らない町を彷徨うような気持ちで、
とりとめもなく歩いて帰ってきたのでした。
まるで、異次元に迷い込むような錯覚。
あのおばあさんたちが植えていたヒマワリは、明日行ってもちゃんとあるかな……

一本目の執筆は佳境。さて。進もう、とにかく!
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スマホ類人猿 [日々雑感]

こんにちは!
春らしいブログにしたいなぁと思ったけれど、ちょうどいいテンプレートがなくて結局いつも通り。

もう全然更新できなくてごめんなさいー。
今は結構原稿がシュラバです……
今月中に戯曲を1本書くんだけど、まだ序盤を書いています。
こっからね。こっから、ガシガシとやっていきます、よ?

でも今年は結構ずっとこんな感じになってしまって。
今年秋から来年頭にかけて、1・2ヶ月の割合で新作3作品連続書き下ろしが確定、
ということはイロイロ逆算すると、夏までにそのうちの2本はあげておく必要があるんだね。
今、書いているものが終ったら、そっちに取りかかるって感じです。

それで今月はあんまりみんなと飲みに行ったりもできてなくて。
アソビタイ。っていうか、ミンナニアイタイ。
そんな折に携帯も壊れてしまって、とうとうスマホに変えたのです。
そうしたらばもう!全然なじめないの!まだ4日目……かな?
心の中ではメールを返したいのに、
メール打つのにも時間をかなり要してしまう&落ち着いて打たないとならないから
どうしてもフットワーク軽くメールが返せないの……。
もう何度投げたくなったことか。
考えてみれば、これまでは画面をみなくても
指だけでだいたいメールが打ててたんだものね。
心の中ではいっぱいお返事してるのに、意思表示(メール)ができてないの(笑)
おサルの気持ちです。スマホ類人猿。ウキー。

スマホって携帯と概念からして違うのね。PCに電話機能がついてるって感じなのね。
だから日々、驚きがあって。
え、アラームセットしても電源入らないの?!とかね(笑)
これ、携帯だと当然出来てたから、出来るもんだって疑ってなかったの。
そしたら全然そういうもんじゃないんだね。
アプリとかいろいろ探せばあるのかもしれないんだけど……。
電源入れっぱなしのスリープモードにしておけばいいんだろうけど、メールとか受信しちゃうでしょ。
仕事関係で夜中型の方もいるから、真夜中にメールとか受信しちゃうことあるんだよね。
ううーん。悩ましい。
昨日は、メールで「アドレス帳からのデータ引用」ってどうやるんだろう……って四苦八苦してました。

ああ、時間がないときに変えるもんじゃないね~……。

スマホを日常的に使ってる人からしたら
今日の私の記事なんて、「何いっとるんだ」って感じなんだろうな。
私も、いつかそんなふうに思える日が来るんだろうか。
まだまだ、当分はスマホのネアンデルタール人です……。
クロマニョン人になる日もまだ遠そう……。
ちなみに私はiphoneじゃなくてAndroid携帯です。XPERIA。

4月に入る頃には、今書いてるものの見通しもたっていて
スマホにも慣れていて、もうちょっと視界がクリアになっているかしら?
それまでもうーちょっと待っててね。

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1本書き上がったら、旅にもいきたいな!
2月に行った出雲。雪がちらつく中、光が差してきて、ほんとうに特別な、清々しい空気でした。
あの空気を胸一杯吸い込みたい!


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「言霊」を宿す身体-山の手事情社・身体の景色 [日々雑感]

アサヒアートスクエアに山の手事情社「道成寺」を観に行く途中、
吾妻橋でカモメと目が合う。

コンニチハ。
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山の手事情社「道成寺」、本当に素敵でした。
五感全部で観る、感じる、芝居。

岡野暢さんが主催される『身体の景色』http://web.me.com/kyoko.kogi/07/Top.html
の公演を拝見したときに感じたこと、
同じこと再び呼び覚まし、瞬きを忘れて観ていました。

「身体の景色」は近しく拝見させていただく機会があって、
その際にさまざま考えたことがあるのです。
強度ある身体を受け止めるには、強度ある言葉が必要だと。
身体が、強靱にダイナミックになっていくと
日常レベルの言葉は、とてもその身体を受け止めきれない。
あまりに脆くも崩れ去ってしまう。

岡野暢さんはテクストにギリシャ悲劇を用いていた。
そして今日の『道場寺』の元となるテクストは、
もちろん歌舞伎や舞踊でお馴染みの道成寺、そして今昔物語集などからのもの。
強靱な身体に呼応する、古典、その言葉。
神話的な世界に通じる言葉。

こうした、強い身体と言葉とが絡み合って呼応しあう舞台を観ていると
「言霊」という力は、確かに存在するのだ、とそんなことにまで思いを馳せてしまう。
逆を返せば、

言霊は、もしかしたら強靱な身体が厳然と在る、
そこからでしか、発せられないものなのかもしれません。


なんてことを考えながら。
歩いた吾妻橋。

またもやたくさん目が合いましたよ。
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ヒリヒリする心 [日々雑感]

急に、キンキンと空気が冷えてきたね。
この冬は倒れないように、インフルエンザの予防接種を受けないと。

もう、大丈夫。心身ともに、前に進み出しました。
もうね、「乱歩の恋文」の稽古が始まっているのです。
12月になったのだものね~…びっくりするほど、一年て早いね。

最近は、なぜだかとても焦ってしまうような心地で、
きっと自分が、もっと精進しないと……って思いを抱えているからなんです。
がむしゃらに修行したい、という時期が、今。
もちろんシナリオや稽古場やその他の仕事もあるから、時間の遣り繰りは課題ですが
それでも、今、ヒリヒリするような思いを、ここに抱えてる。

「乱歩の恋文」の稽古場で過ごしていて、
毎日演劇の渦の中にいるからかもしれない。
稽古場は、1年ぶりに再会して、みんな同じ地点になんかいない、
それぞれに、それぞれの道を前に進んで、そうして再会しているから
前よりもずっとずっと刺激的なんです。

私自身も、ずっとずっと考えていて……
簡単に言うと
今、私に書ける作品はなんだろう、ということを。
どんな演劇が、戯曲が、今自分に産み出せるのかということを。
今のところは答えのでない問いだけれど、
でもそうして演劇について考えている時間こそ、
かけがえのない時なのかもしれません。
戯曲を書いて上演して……、でもそれで何かが固まってしまう、決めつけられてしまう訳ではない。
だから、おそれずに、その時々の課題や命題に立ち向かう、精一杯のものを創る。
そうやって前に向かおうって思っているんだけどね。

先日、新聞記者の方と話をしていて。
その方は3.11の渦中、最も現場に近いところで取材をなさっていた方。
福島にもずっと詰めていて、東京に戻ってらしたところで、会う機会があったの。
話を聞いて、愕然としました。
表に見えている情報の、少なさを。
あまりにも自分が、無知だということを。
混沌の中で、言葉にされずに消えていった無数の事々を。

感情に流されるだけじゃ前に進めない。
理知的に、客観的に、次なる歩を踏み出さないといけない。
それは分かってはいるけれども
やはり私は、どうしても感情が揺れてしまう。
心で受け止めてしまう。

詳しいお話はここには書かないけれど、
ただひたすらに、ひたすらに思ったことは……

ひとりのひとが、あたりまえに生きていくこと。その大切さ。
人間の、最も素朴な心を、守りたいということ。

書いてしまうと、あまりに簡単なことになってしまうんだけれど
そんなことを……、気がつくと心で繰り返してた。

なにができるんだろう。今、私に。
なにができるんだろう。これからの、私に。

答えは出ないんです。
だけど、
せめて、大切なことだけは見失わないようにして、
一歩、踏み出してみるしかないよね。

進んでみなくちゃ、どこにも辿り着けないんだから。


ふあーーーー
しばらくは、ヒリヒリする心を抱えて、稽古場に通いそう。
稽古場、とても好きなんです。演劇が生まれる現場。
「乱歩の恋文」座組、かけがえのない時間。

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はじまりのミーティング [日々雑感]

本当に時間が空いちゃって。。。
←横にTwitterが出るからちょっと助かってます。
これで一応生存確認だけはお伝えできてると思って安心はしてます(笑)


いろいろ必死になっているイマ、ですよ。
というよか、まだピークじゃないな。
ジェットコースターが坂のぼっていってる最中みたい。ドッドッドッド、って。
これ、ピークに差し掛かったらどうなるんだろうか。
いやぁ…日々笑顔でいるように心がけよう。
だって絶対睡眠不足になりすぎて、服とかも何着たらいいのか分からなくなって
哲学者か苦行僧のような心境になっていくだろうから。
もう服とかコーディネートしとけばいいんだ、最初から。考えないでいいように。
なんてそんな時間もないのですが。
寝不足の朝、よく心の中で叫ぶ。「助けてー。よしけんさーん。」(てがみ座 衣装のヨシダケンタロウ兄さん。)


こないだ、秋の公演のための出発のミーティングとして
劇団員で飲んだんだ。
尾崎宇内。福田温子。制作からは大神舞子。新規加入の制作さん、小池芽生(めぐみ)さん。
私が、どんな話をやろうとしているかをまずはみんなにプレゼンした。
がっちがちになりながら。仲間内なのに(笑)
それで、みんなの顔を見て、心底ほっとした。
みんなすっごく目が燃えてた。
よし、いこう、とそれで決意した。


照らしてくれる鏡、なんです。みんなが。


劇団の脚本、これが自分にとっては最上に大切で
あまりに本気で取り組んでいて
ヘタすると工芸品を手中に抱いているような気持になるのです。
彫刻家が一つの木には一つの像を既に内包していて
その形を取り出すために心血を注いでいく。
限りないほどの時間を注いで、一つの木に向かい合う。
私の場合は、コレを書きたいって材料がまずあるのではなく
書こうとしているテーマがあって、それを表現できる材料を探すんだけど
材料は揃った、じゃ、どんな切り口でどんな調理法にしようか
へたするとエンドレスで考えてしまう。
諸先輩方はたくさんの作品を書いていく上で、
自分にあった調理法をもうわかってらして、
最初から選択肢をかなり狭めて向かっていけるんだと思うんだけれど、
私の場合は、さまざまな可能性があるんじゃないかって
一つずつ試せるかどうかやってみてから除去していく感じなので
どーしても時間が掛かってしまう。

今の世の中や劇団活動からまったく離れたところにいたら
私なんかきっと、創っているものをずっと削って磨いてても
苦にはならないタイプなんだろうなぁ。

だから、自分がいま磨いているものが、どういうものか
わからなくなってしまう。不安になってしまう。
世界に、自分がこの手中の玉を抱いてぽつりと立っているみたいな。
この手の中に玉があることはわかるんだけど
これが他人から見ると何に見えるのかがわからなくなるの。


そんなわけで、照らし出してくれる鏡、仲間がいることが
ほんとうにとっても嬉しいです。
舞台は、一人で作るものじゃないんだって安心する。
私の戦いが終わったら、受け止めてくれる人たちがいる。
その先にはお客さまも待っている!


湯水のように時間が欲しい。
実は今、劇団の脚本以外にも書くものがあって、そちらもかなり必死なんです。
それでなくても私が今置かれている環境では、一日9時間は完全拘束されていて、
往復の交通時間を含めて11時間は手を付けられない。
遺された時間でどうにか回していくしかない。
でもやりこなしたいと思っているのです。

今はきっと新しい筋肉が鍛えられているところなんだと思う。

けど、今劇団の脚本以外で書いているものは
発想力や一気に書きあげる瞬発力が必要でスプリンターのようです。
たぶん書くよりも発想する方が時間が掛かりそうだから
書く時間を上げていけたらいいな。
(私の場合、書くことさえ決まれば書くのはそんな遅くないです)

新しい挑戦がはじまると、ああ力が足りない~って痛感します。
うまいこと、足りない部分を強化するべくイマがあるんだろうなぁ。

というわけでね、手放さずに両方挑むつもりでいるんです。
強化するために必要なことだと思うから。

6月・7月、友達の舞台も観に行く時間がなくなって
つきあい悪くなっちゃうけどゴメンです。。。
必死でやるからね。
情報詳細はもう少しお待ちをね。

劇団公演もタイトルがようやく決まりそう。(まだこの地点。うわぁん!)

いこうね。このみちを。


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約束 [日々雑感]

今夜連絡があって、
私にとってまた一人……
大切な方がお亡くなりになったとのこと。

大学を卒業してから今まで、2回転職をしていて、
出版社→劇場運営→演劇博物館と来ているのだけれど、
最初に勤めた出版社で出会った方。
活版印刷の時代から長く出版界に身を置いて、
常に第一線を走り続けてきた
とても気骨のある、昔気質の、根っからの出版人です。
厳しくて、大胆で、豪腕で、でもすごく温かい方だった。

あの時も私は、
その頃はまだミュージカルを書いていたけれど、
初めての博品館劇場書き下ろしが無事に終わって
このまま舞台脚本を書いて身を立てていきたくて、
そのために少しでも劇場や舞台の傍に身を置いていたいと
出版社を辞めることにした。

反対もたくさんされて
それでもどうしても書きたい思い、舞台の傍にいたい想いが強くて、
そんな私にその方は言ってくれた。
「お前、辞めるからにはしっかりやれ。
俺も昔は小説家志望だった。俺もいつかは本を書く。」

今月下旬、初めて戯曲が活字になる。
活字になったら、やっとお届け出来ると、そう思っていたのに。

学生の頃から早稲田文学で働いて、
その後も活版印刷の時代を引き継いだ出版社で
活版の職人さんだった方たちも居る中で親しく働いて
活字の匂いがする場所に長く身を置いてきたから
「活字になる」ことが、自分にとってはすごく特別なことで
ひとつの大きな目標だったのだ。

ようやくお届けできます。
そう思っていたのに。

うじうじしてたら、心の中できっとその方に怒られてしまう。嵐のような激しさで。
熱い眼差しで。

俺は精一杯生きた。
お前はどうなんだ、と。

こうやって、心の中に約束が増えていくんだ。





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新しい作品へ、まだ山の裾野。 [日々雑感]

こんにちは!お久しぶりです。
いやもう、すっかりご無沙汰を。
連休も終わっちゃいましたね。連休何をしていたかというと、主に脚本缶詰(自主的)です。
本当はリフレッシュでババーンとどこかに行きたいんですけど
時間がないし、体力がないし、何よりお金もないしねぇ。

情報番組で、ETC高速割引を利用して遠出する途中、
サービスエリアで車中泊してる方たちの創意工夫をみると
これは新しい楽しみ方だなぁ、と見ていて本当に面白い。
車の上にテント張ってる人もいたよ。
乗用車でもキャンピングカーの楽しみ、だね。

どこか遠くの、違う景色をみたら、また新しい何かが生まれるんだろうか。
確実に生まれるんだろう、と思う。
この前、電車の吊革広告で見た、アイルランドへの旅の特集。
すごい引力を感じた。行きたいなぁ、アイルランド。
来年、ひと段落ついたら行けないかな。
北欧情報収集をちょこちょこはじめたいです。

ブログも常々書きたいとは思っているのですが、
他に書かなくてはならない原稿を抱えていると
どうにもそちらを進めなくては、心持ちがズシリと重くなり、ていうか眠れないし、
かといって正面から取り組んでも、本当に少しずつしか進めないのですが
書いていくことでしか打開もできないしなぁ、と……
つまりそのような日々を過ごしています。

山あり谷ありと、様々なことがあった夏でした。
まだオープンにはできませんが、次回公演に向けて
想像を超えたドラマティックな現実も。
もう少し視界がクリアになったら、様々なことが一気に動き出しそうです。

今書いている脚本は、私にとっては初めての挑戦。
たくさんの本を読んだり取材に行ったりしているのですが……。
自分の中で熟成されて、私なりの新しい形で書き上げていけるといいです。

先週土曜には、今年の高校演劇の大会、アートシアター・プロットで開催された
東京 城西地区大会行ってきました!
私が大妻中野高等学校の演劇部に脚本を書き下ろすようになって、三年目となりました。
今年の大妻中野高校のメンバーは、役者の半分が中学生なので「参考参加」という形でした。
惧れも緊張感も喜びも、手に取るように伝わってくる。
なんて純粋な子達だろう。
本当に高校演劇の世界は熱いですよね~。
でも、インフルエンザで学年閉鎖になっていて最後の稽古ができなかったり
出場さえも辞退しなくてはならない学校があったりと
学校の中では、インフルエンザが非常に切実で、大きな問題となってるんだなと痛感。

今回の大妻中野への作品は、てがみ座上演中の最も忙しい最中に書いたので、
本当にしんどかったけれど、書き上げることが出来て、よかったです。
あの子たちに演じてもらえたことで、全部報われた気がします。

今年は、てがみ座公演「ありふれた惑星」に短編を二本
高校演劇作品「空とぶペンギン」
夏のファミリーミュージカル新作ニ幕物「ココ・スマイル6」と新作ラッシュです。
そして、今書いている、新しい世界……。

来月には情報公開、開始できる予定。

一日も早く書き上げられますように。
一文字ずつでも、手を緩めずに構築していけますように。
どうか、待っていてください。

                     ★

最後に。時間が経ってしまいましたが、
ブログで御礼をお伝えしていなかったので……。改めまして、

『ココ・スマイル6、ご観劇いただき、ありがとうございました!』

私にとってとても大変な、心がひりひり晒されるような、本気で創った作品でした。
ご観劇いただけた皆さまの心に、メッセージをお伝えできたら、本当に幸せです。
心から、ありがとうございました!
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